サンテミリオン格付け　第一特別級B 　Premier Grand Cru Classe B


歴史はとても古く140年以上遡ることが出来ます。シャトー名は｢早足の老婆｣の意。数百年前にこのシャトーに住んでいた「小走りおばあさん」（la trotte Vielle）に由来しています。畑にはフィロキセラ害虫の被害を受ける前からの古木が奇跡的に存続し、ワインに優雅さとまろやかさをもたらしています。植栽は、Guyot Singleまたは Guyot Doubleで除草剤などを使用しないリュットレゾネで栽培され、夏の間にグリーンハーベストや葉の剪定を行っています。収量は非常に少なくコントロールされています。1949年以来、ボルドー各地の名の知れたシャトーをいくつも所有するBorie-Manouxボリー・マヌー社が運営してきました。サンテミリオン地区では古くから有名ですが、特に1996年に行われた格付けの見直しでサンテミリオンのベスト13にランクインした話題のシャトーです。